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堕とされる牝(おんな)
〜Another Story Of “Hakugin No Delmo Sakusen”〜

第4章 見られる牝

嘲りの含み笑いと粘りつくような視線の中心に、
屈辱のストリップショーをする藍華の姿があった。
ブラウスのボタンはすべて外され、胸元とブラジャーが覗けていた
藍華は服を脱ぎはじめてから、一言も発さず、
ずっと俯いたまま、誰とも目を合わさなかった。
周りのデルモ達がどんな顔で自分を見ているか、恐ろしくて見れなかったのだ。
そして、恥ずかしさに堪えるように、ゆっくりとブラウスを脱ぎ、
それを足元より少し前の方に落とす。
次は、ブラジャーという所で、藍華の動きはピタリと止まった。

「どうしたの? 何をしているの!?」
動かない藍華に、司令は少し苛立った口調で言う。
藍華は、答える代わりに、ゆっくり顔を上げ、弱々しく瞳を司令に向けた。
「ブラジャーも脱ぐのよ!」
だが、冷淡で、残酷さを感じる言葉がすぐに返ってくるだけだった。
いくら女同士とは言え、こんな明るい部屋で、しかも嘲りと敵意の視線の中、
自分1人だけ裸体を晒すのは、とても堪えられる恥ずかしさではない。
だが、藍華には、例え恥ずかしさに身を引き裂かれるような苦しみを味わおうとも、
この屈辱に耐えなければならない理由があった。
りおん達を人質に取られているからである。
藍華はわなわなと震えながらも、ゆっくりブラのホックに手をやる。

藍華は乳房が見えないよう上手に手で隠しながら、ブラを外し、
ブラウスの上に落とすが、
「何しているの? 隠していたら、脱がせた意味がないでしょ! 手をどけなさい。」
すぐに恥辱の命令が言い渡される。
藍華は覚悟を決め、ゆっくりと腕をどけていった。
恥ずかしさで乳房がピクリと揺れ、体も小刻みに震えている。
大きく形の良い乳房に、部屋中から溜め息がこぼれるが、
すぐにまた嘲笑の視線が藍華を包む。
藍華はなるべく体を小さくするように背を丸め、目をきつく閉じ、
そして、見られるという辱めに必死に堪えた。
「良く見えないわ。腕を背中に回し、胸をもっと張って!」
恥ずかしさに追い討ちをかける命令が下され、
藍華はおずおずと言われた通りの格好をとると、
より一層周りの視線が強くなるのを感じ、
体中からは汗が噴き出し、顔ばかりでなく胸までも赤く染まる。
恥ずかしさで正面を向くことが出来なく司令から顔を背けるが、
藍華は薄らまぶたを開き、横目で司令の様子を伺った。
司令は、紅茶を飲みながら、まるでショーでも楽しむかのように、口元に笑みを浮かべ、
じっくりと藍華の体を隅々まで見詰め、
時々、横にいるもう一人の白デルモと囁き声で何か話をしていた。
そして、様子を伺っていた藍華に微笑むと、突然、立ち上がり、藍華に近付いていく。

司令は、藍華の目の前で立ち止まり、藍華の顔や体をもう一度まじまじと見詰めてから、
藍華の顎を掴み、自分の方へ無理矢理向かせた。
「どう? 今の気分は。」
「ウッ!」
藍華は返す言葉を持ちあわせておらず、弱々しく睨み返すのが精一杯だった。
だが、すぐに恥ずかしさと悔しさで目を合わし続けることが出来なくなり、
掴まれた手を、首を振ってほどき、
そして、また司令から視線を逸らし俯く。
藍華はすぐにでも胸を隠して座り込んでしまいたかった。
司令は、にやりと笑い、藍華の胸を持ち上げ量感を確かめるようにタプタプと揺らす。
「思ったとおり大きな胸ね。それに結構重いわね。
形は奇麗なんだけど、少し垂れ気味ね。乳首も上向いてないし。
でもこれだけの大きさの割には全然垂れていないわ。立派よ。
触わり心地の方も、肌が木目細かくすべすべしていて、まるで吸い付くようだわ。
本当に最高のバストね。」
そう言うと、今度は、乳房をこねる様に揉みながら、
乳首を摘まみ、指先でしこりを器用にコロコロと転がし、限界まで勃たせた。
「あ…う…あぅ…うん…」
藍華の口から喘ぎ声が僅かにこぼれる。
『なんて上手いの! この人。
感じたくないのに、我慢しているのに、声がどうしても出ちゃぅん。』
司令は、そんな藍華の姿に喜びながら、言葉を続けた。
「すごくやわらかい胸ね。しかも、その割に張りがあって、弾力も申し分ないわ。
乳輪も胸の大きさの割に とっても小さくて素敵だわ。
でも、乳嘴自体は大きいわね。それに、ちょっと黒いわね。
感度も抜群みたいだし、結構遊んでいるのね。」
「うぅ…そんなこと…あっ…ないわ」
「あら、そんなこと言っちゃって、素直じゃないわね。
ちょっと胸揉まれただけで、こんなに乳首を硬くして、
喘ぎ声交じりに悶えながら否定しても、説得力ないわよ。
それに、この間のピエ−ルとの一件で、
貴方が、初めて会った男にも、ホイホイ付いていき、
会ったその日にエッチまで出来ちゃう軽い女だって、
かっているから否定しなくていいわよ。クスッ。」
藍華はカッーと更に赤くなった。
自分の乳房を良い様に弄ばれて、鑑定するかのにその感想を
しかも、垂れ具合や乳首の色といった自分も気にしていた欠点まで指摘された上、
出来れば記憶から消し去しさって無かったことにしたい、
今まで生きてきた人生で最も恥ずべき屈辱の思い出である
ピエールの件まで出されたのだ。

藍華はその外見と雰囲気から、男性ばかりでなく、女性からも一目置かれる存在である。
並みの男など、話し掛けるのにも勇気が要るほどであった。
藍華自身もそのことを理解しているか いないか分からないが、
彼氏でもない男に媚びた態度を取ったこともないし、
ましてや、会ったばかりの男に付いていったことなど無かった。
ピエールとの一件を除けば。
あれは、藍華にとって、一生に一度のあやまちだった。
恋人と呼べる人がいなくなってから久しく、
また、ハーゲンの事件以来、急に仕事の依頼が増え、
プライベートの時間もほとんど取れず、
仕事以外では男の人と話す暇さえないほど忙しく寂しい日々が続いたため、
つい魔が差してしまったのだ。
ハーゲンの時だって、いくら、郷造達との平穏な生活を守り、
そして、それを続けていくためには,
ラグのデータを手に入れ、無事にあの仕事を成功させなければならなかったとはいえ、
りおんが人質に取られていなかったら、体を差し出すようなことはしなかっただろう。
藍華は決して軽い女ではないのだ。

「違うわ! 私、そんな女じゃないわ! あれは…」
藍華は強く否定した。そして、その後に言い訳を続けようとするが、
言葉にするのをやめる。
言い訳したところで、あのピエールとの一件は、消えようのない事実であり、
否定する自分を見て、それまで以上に顔をほころばせて、
嘲りの笑みを浮かべるこの女達に、
あれが1度きりのあやまちであったことを分からせようとする行為は
無駄だと思ったからだ。
藍華は、口惜しさに唇を噛み、目の前に立つ女を横目で睨み付けた。
その女は、藍華にまだ反抗する意志があることが分かり、更に嗜虐心を燃え上がらせ、
藍華をより深い恥辱へと貶める非情な命令を下す。
「それじゃあ、下の方も見せてもらおうかしら?
まず、スカートを腰まで捲り上げて、貴方のパンティーを見せなさい。
スカートは脱いじゃ駄目よ。」
藍華はドキッとした。
『そんな! 見せるだけでも恥ずかしいのに。スカートを自ら捲って中を見せるなんて、
そんな浅ましいこと。全裸になる方が、よっぽどマシだわ。』
「スカートを捲るなんて、そんな恥ずかしいこと出来ないわ。
お願い! せめて普通に脱がせて!」
藍華は哀願するが、帰って来るのは冷たい視線だけだった。
藍華は諦め、屈辱に堪えながら、おずおずと裾に手をやり、
ゆっくりと少しずつ捲くし上げていく。
あと少しで恥部を覆う布が見えそうになった所で、藍華は一旦動きを止め、
前に立つ冷酷な女の顔をチラッと見やる。
そして、大きく息を付き、覚悟を決め、目をつぶって一気に裾を腰まで引き上げた。

その瞬間、部屋中がどよめき、嘲笑の合唱が起こる。
藍華は何事かとゆっくりと瞳を開け、そして自分の体を見て驚愕する。
藍華は顔を真っ赤にして、すぐにまた瞼をきつく閉じた。
大事な部分を覆う布は、しっとりと濡れていて、
中にある栗色の茂みの形がはっきりと分かる程透けていたのだ。
『そんな、いつ間に こんなに……。』
「あらあら、アソコが透けて見えているわよ。
まるで、お漏らししたみたいに濡らして、はしたない人ね。
折角、素敵なパンティーを履いているのに、これじゃ意味がないわね。
胸揉まれただけでこんなに濡らしたの?
それとも、裸を見られるという状況にかしら? ウフフッ。」
人から言われることにより、更に屈辱感が増した。藍華は自分の体が恨めしかった。
「さあ、次はお待ちかねのパンティーよ。貴方の大事な部分を私達に見せてご覧なさい。
先に言っとくけど、さっきみたいに手で隠しちゃ駄目よ。
あと、靴は履いたままで脱ぐのよ。」
藍華はわなわなと小刻みに首を振り、
瞳を潤ませて、目の前に立つ自分を貶める憎むべき敵に許しを乞うように見詰める。
藍華の口は半開きなっており、今にも屈服の台詞が漏れそうであった。
美しき敵は藍華のその姿に全く動じず、
だだ『早く脱ぎなさい!』と目で言うだけだった。

藍華は下を向き、悔しさで涙が出るのを必死に抑え、
おずおずとショーツの両端を掴み、ゆっくりと下し始める。
茂みの一部が外部に晒され、大事な所まであらわになりそうな所で、
もう一度、司令に媚びた視線を送る。
その女は首を横に振り、『駄目よ!』と目で言うだけだった。
藍華は諦め、ショーツを膝まで一気に下ろした。
そして、早くこの屈辱が終わるよう、急いで脱ぎ去ろうとするが、
湿っているせいもあり、ショーツが靴の踵に引っ掛かり、なかなか脱げず、
片足を上げたままの格好でバランスを崩しそうになりながら、もがくことになった。
デルモ達は、必死になって慌てふためく藍華の姿を見てクスクスと笑い出す。
藍華の顔は、これ以上ない程に、真っ赤になっていた。

藍華は脱ぎ終わったショーツを力無く足元に落とし、
内股を擦り付けるようにピッタリと合わせ、
僅かに前かがみの姿勢で立ち、暫く呆然と足元にあるそれを見詰めていた。
『ついに敵の前で裸になってしまったのね……。』
そしてゆっくり司令の方に視線を向ける。
「どう、これで満足? さぞかし気分がいいんでしょうね!」
藍華は悔しさで怒りや闘争心といった感情を再燃させた。
「そうね。すこぶるいいわ。でも、まだ満足はしていないわ。
両手を頭の上に乗せて、足を開き、胸を張りなさい。そんな格好じゃ良く見えないわ。」
司令は更なる屈辱の命令を言い渡す。
藍華は下唇を噛みながら、両手を頭の上にやって足を控え目に開き、司令を睨み付ける。
「これでどう?」
司令は、藍華にくっつきそうになる程近づくと、
「もっと足を開きなさい」

少し怒りを込めた口調で言い、藍華の太股の間に足を入れ器用に藍華の足を開かせた。
藍華の割れ目が少し開き、その中身を覗かせた。
司令は藍華の周りを歩きながら、舐めるようにその体、
特に下半身をじろじろと見始める。
「くっ!」
藍華は悔しさで顔を横にやるが、鏡に映る自分の姿が目に入り、
自分がどれだけ恥ずかしく屈辱的な格好をさせられているのかを
再認識することになってしまう。
藍華の中で薄れていた羞恥心等の感情が呼び覚まされ、
胸やあそこを隠し、この場から逃げ出したいという衝動にかられ、
ガタガタと体が震わせるのだった。

司令は、藍華の後ろ姿を下から上までじっくり見ると、
突然、後ろから抱きつき、胸や脇腹を撫で回し、
「本当に素敵な体ね。背中や腰の肉付きも、とっても色っぽいわ。羨ましくなっちゃう。」
耳元で囁くようにそう言うと、藍華の首筋にキスした。
「そんなことありません! 司令の方がこんな女より、
腰も締まっていますし、それに胸の形も整っていて、ずっと素敵です!」
その時、司令の発言に敏感に反応した副官の声が部屋に響く。
副官は自分の軽率な発言にハッとした。
自分は司令の裸体を良く知っていると言っているようなものだった。
「すみません。」
「いいのよ、気にしなくて。それに女性の視線から見たら、確かにそうかもしれません。
でも、」
「アッ! くっ!」
司令に突然、乳首を強く摘まれ、藍華は、首を僅かに後ろに反らし悲鳴を上げる。
司令は、藍華のその反応にクスリと笑い、
そして、藍華の敏感な2つの突起を掴んだまま引っ張り乳房を弄びながら言葉を続けた。
「男の目には この女のような体つきが最も煽情的に映るものなのよ。
しかも、胸を少しいじっただけで声を上げてしまうほど敏感だなんて、
本当にこの女、男を誘うために生まれてきたような体だわ。」
藍華の顔は様々な感情が入れ交じり熱くなった。

「こっちの具合はどうかしら?」
「あっ!…ぅん…ぁ…」
司令は片方の手で胸を揉みながら、もう片方の手を藍華の股間に持っていき、
大事な部分やその周りを指先で、焦らすように撫でて弄んだ
その指の動きは、藍華のツボを熟知しているかのようだった。
「アアッ。…やぁ…そこは…触わら…ないで…はぁ」
藍華が腰をくねらせ、司令の指から逃げようとするが、後ろから抱き付かれているため、
尻を司令に押し付けるだけで、ほとんど抗うことは出来なかった。
「ちょっと触わられただけで、太股まで濡らすなんて本当に感じやすい体。
やっぱり貴方って淫乱なのね。」
「いやぁ…そ、そんな…こと…ハァァン…ないっ、ゥン…」
「あら、そうかしら? これでも…」
司令は人差し指と中指で円を書くように秘部の周りを撫でてから、
指先を淫裂の中心にあてがう。
ジュプリ!
「アウッ!」
藍華の中に異物が一気に入ってきた。
「すんなり奥まで指が2本も入ったわよ。やっぱり遊んでるのね。
それに、貴方のここ、やわらかくて、指を吸い付くように締め付けてくるわ。最高よ!
淫乱な貴方にピッタリね。」
司令は、藍華の中を弄くりながら指を出し入れさせる。
「違うわ!…あ…違っうん…わ、私、そんな女じゃ、淫乱じゃないっいぃ!」
「素直じゃないわね。それじゃあ、もっと素直になれるようにしてあげる。」
そう言うと、指の動きをより一層激しくし、更に掻き回すような動きも加えた。
「キャッ! はぁん…いや…うぅん…」
「どう、これでも、まだ認めない?
体はこんなに敏感に感じているのに。やらしい音まで立てて。」
『駄目…このままじゃ…イッてしまう。…この女にイカされちゃう…こんな場所で…
駄目よ感じちゃ…堪えなきゃ…………
あぁぁん。やっぱりダメぇん! 感じちゃう! 我慢できない!
もう何も考えられないぃ!』
「イッ、イッ、あっあっあぅん、はぁ、ィイッ…もうダメーッ…アッアッアァァ」
司令は、藍華がもう少しで達してしまいそうになると、
ピタリと指の動きを止め、ゆっくりと指を抜き、一歩後ろに下がる。
「あっ!…ぅん…?」
藍華は後ろを振り返り、不思議そうに司令を見詰めた。
「あら、どうしたの残念そうな顔して? もっとして欲しかったの?」
「…いえ…。」
そして、司令のその質問から逃げるように、視線を逸らし、顔を俯かせた。
「貴方が、なかなか認めず、『淫乱じゃない』って否定するから。
貞操な淑女か、それとも淫乱な恥女か調べようと思いましてね。」
「エッ! どうやって?」
司令の不可解な台詞に藍華は、驚きの声を上げ、もう1度、司令の顔を見つめた。
「ウフッ。こっちにいらっしゃい。」

司令は机の上を手早く片付け、ニッコリと微笑み、
「さあ、この上に仰向けになって寝るのよ。」
藍華にそう促す。
藍華は訳も分からず、だだ、黙って言われたとおり机の上に横になる。

藍華が机の上に寝そべると、司令は、机の引き出しからスプレーを取り出し、
そして、藍華を横目に見ながら、
手の平にスプレーから作り出した白い泡状のものを盛る。
藍華は、司令の手の平にある白い泡と、更に司令が引き出しから取り出した剃刀を見て、
これから何をされるかを、すぐさま理解した。
「まさか?」

「気付いたみたいね。そうよ。これから貴方の花弁やその中をじっくり見てあげるわ。
でも、その前に、邪魔な毛を剃らないとね。」
「嫌っ、それだけは!」
藍華は起き上がり逃げようとするが、黒デルモ達に囲まれ、
動けないよう四肢を机に押さえつけられた。
「イヤッ、やめて! お願い! 分かったわ! いいわ、淫乱でいいわ!
認めます! 淫乱です。私は淫乱な恥女です。認めるから、だから、ねえ!
それだけは許してっ!ねぇ、お願いよぉ!」
藍華はかぶりを振り、許しを乞う。その瞳は涙で潤んでいた。
「あら! それなら、貴方が本当に淫乱かどうか確かめなくちゃね。」
司令は、藍華のそんな姿に嗜虐心が燃え上がっていくのを感じ、更に口元を弛ませる。
『ああ、この女はどうあっても私のアソコの毛を剃り、
そして、こんな明るい場所で晒し辱めるんだわ。
私が淫乱かどうかなんて、はじめっから、興味なんて無かったんだわ。
なのに私はあんな台詞を…。』
「おっと、動かないでね。大事なとこが血まみれになっても知らないわよ。
ほら! もっと足を開いて!」
ジョリ。
「思ってたより剛毛ね。」
藍華は、久しく外気に触れたことが無い肌に息がかかり、ブルリと背筋を震わせる。
「どう? 毛を剃られる気分は? 恥ずかしい?
ツルツルにして、お子様みたいにしてあげますからね。」
一筋の涙が藍華の頬をつたっていく。

周りの茂みを全てきれいに剃り取られた藍華の秘所は、卓上ライトに照らされていた。
淫裂は、痛々しいほど大きく広げられ、尿道口や膣壁はおろか
子宮口まで覗けそうであった。
「ウッ…ウッ…」
藍華は、秘所を突つかれたり、引っ張られたりされながら、
その恥辱や痛みに耐え切れず、むせび泣いていた。
股の向こうから、かすかな話し声や笑いが聞こえるが、
藍華には何を言っているか聞き取れず、
ただ少しでも早く、
この人間の尊厳すら粉々に砕くかのような責め苦が終わることを願い続けた。
そして、暫くすると、デルモ達は立ち上がり、
藍華の顔を見下ろし、クスッと一瞬笑っただけで
次々と何も言わず藍華から離れていった。
何も言われなかったことが、
逆に、藍華には恥ずかしく、惨めで、より屈辱的な気分にさせた。





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